赤ちゃんと暮らす賃貸物件選びのコツと注意点
赤ちゃんと暮らす
賃貸物件選びのコツと注意点
赤ちゃんと暮らす賃貸物件選びのコツ
寝室と居間を分けられる間取り
赤ちゃんと暮らす場合は、寝室と居間(家族が集まる生活空間)をそれぞれ分けられる間取りが理想です。
赤ちゃんは寝かしつけに時間がかかるケースがあるため、育児をしている方はなかなか休めません。
また、寝室と居間が同じだと、赤ちゃんが泣いてしまうと他の家族が起きてしまう可能性もあります。
その結果、家族全員が眠れなくなり、生活に悪影響を及ぼしてしまうのです。
部屋が分かれていれば、寝室に乳児用の寝具やベッドなどを置く場所も確保でき、育児がしやすくなります。
子育てに適した広さを選ぶ
一般的に、健康で文化的な住生活を送るためには、3~5歳の子どもがいる場合、3人暮らしで35㎡必要と言われています。
現在は赤ちゃんでも、育児をしているとすぐに成長していくものです。
部屋の中をハイハイで動き回るようになれば、歩いたり走ったりできる年代へと成長するでしょう。
十分な広さがあれば、幼稚園や小学校へ行くようになっても、豊かな暮らしを続けられます。
子連れが住んでいるか確認する
一見すると物件選びと関連性がないように思ってしまいますが、今後部屋で子育てをするために大切なポイントとなります。
実際に集合住宅でよくあるクレームは、騒音被害に関するものです。
そのため、子連れが少ない物件だと、子どもによる泣き声や物音などに厳しく、すぐにクレームへと発展する可能性が高くなります。
対して、子ども連れが比較的多い物件だと、こうした問題に対して寛容な傾向があります。
赤ちゃんと暮らす賃貸物件における注意点
1階や階下が共用部分の部屋を積極的に選ぶ
1階や階下が共用部分の部屋は、子どもの足音が響きにくい傾向があります。
子どもが成長すると、部屋の中を走り回ったりジャンプしたりなど、騒音トラブルになるリスクが高くなるものです。
また、災害時の対策法としても、1階は適していると考えられます。
少しでも被害を最小限に抑える意味でも、建物のエントランスからもっとも近い1階がおすすめです。
和室のある間取りもおすすめ
和室のある間取りは、子育て世帯から人気がある部屋です。
その理由は、和室のある物件は、リビングの近くに設計されているケースが多く、子どもの様子が見えやすくなるからです。
乳幼児は大人が全く予想していない動きをします。
落ちているものを口に入れたり、急に走り回って転んだりなど、ときには子どもの身に危険が起こる場合もあるでしょう。
こうしたトラブルを未然に防ぐ、またはすぐに気が付くためにも、子どもの様子が見えやすい和室はおすすめです。
物件周辺の夜の雰囲気を確認する
明るい時間はとくに問題なくても、夜になると一気に雰囲気は変わるかもしれません。
たとえば商業施設や飲み屋街がある駅周辺だと、夜になっても明るいですが騒がしい傾向にあります。
夜になるとどのような環境になるのか、必ずチェックしておきましょう。
子どもを育てるうえで、周辺の治安や安心感などが大切なので、赤ちゃんを守るためにも確認が必要な要素です。
赤ちゃんがいる家庭の賃貸物件選びにおいて、十分な広さがあるか、寝室と居間を分けられるかなどが重要です。
また、車通りが少なく静音環境だと、より生活しやすいでしょう。
ただし、物件周辺が夜になった場合の雰囲気は確認すべきなので、忘れずにチェックしてください。