同棲するための物件は二人で決めよう!物件の決め方と注意点
同棲をスタートするにあたっては、二人が希望する条件を満たした物件選びが重要です。
ただ、お互いの希望を叶える物件がすぐに見つかればよいのですが、場合によっては二人の条件に合うものが見つからず、同棲をなかなかスタートできないケースも考えられます。
今回は同棲する物件の決め方、同棲する物件を探す際の注意点をご紹介します。
二人にぴったりの物件を見つけ、新生活をスムーズにスタートしましょう。
同棲する物件の決め方
満足がいく同棲生活を目指すためには、物件選びの際に以下の5つのポイントを押さえておく必要があります。
二人で決めることが大前提
同棲の物件は、二人で決めることが大前提です。
どちらか一人で物件を決めてしまうと、生活をスタートしたあとで不満や暮らしにくさが表れることもあるでしょう。
場合によっては、それがもとで喧嘩になるかもしれません。
楽しく同棲をするには、二人で納得した物件を選ぶことが重要なポイントです。
お互いの生活スタイルを共有する
同棲のための物件を探すにあたっては、お互いの生活スタイルを共有することも大切です。
夜勤や日勤などで生活時間にズレがある、リモートワークが多いといった場合は、部屋数に余裕がある2LDK以上の部屋を探すなどの工夫が必要です。
また、自炊を軸に生活したいと考えるのであれば、キッチン設備がある程度整った物件が選択肢となります。
休日を家で過ごしたい方には、好みの内装や充実した設備があるなど快適に過ごせる物件が候補となるでしょう。
どのような生活をしたいかによって住みたい家は変わります。
お互いの生活スタイルを事前に確認することで、後悔のない物件選びを目指しましょう。
不動産会社の相談や内見も二人で行く
お互いに仕事が忙しかったり、現在の居住地が遠方だったりすると、二人での物件探しが難しいこともあるでしょう。
しかし一人で物件探しをおこなうと、相手の希望に合わない物件になってしまう可能性もあります。
お互いに快適で後悔のない同棲生活をスタートさせるには、二人で不動産会社への相談や内見をおこない、しっかりと話し合ったうえで物件を決めることが肝心です。
エリアは二人の移動距離の中間地点が理想
物件を探すエリアは、二人の中間地点周辺にしましょう。
どちらかの職場に近いエリアを選択すると、片方に通勤の負担が集中します。
お互いが無理のない同棲生活を続けるには、どのエリアに居住するかも重要なポイントとなります。
間取りは1LDK以上がおすすめ
同棲生活を送るなら、間取りは1LDK以上がおすすめです。
寝室を一緒にする予定でリモートワークが少ないのであれば、1LDKでも問題なく生活できるでしょう。
寝室をわけたいときや、リモートワーク用の部屋を確保したいときには、2LDKや3LDKといった間取りも選択肢となります。
リビングを共有スペースとすることで、二人の時間を増やせます。
同棲する物件を探す際の注意点
いくら気に入った物件であっても、家賃や諸費用の支払いが滞っては住み続けることはできません。
同棲を機に将来のライフプランやマネープランを二人でよく相談し、ぴったりな物件選びを目指しましょう。
二人分の収入で家賃を考えない
同棲では二人で家賃を支払うケースがほとんどですが、二人分の収入をもとに家賃を決めるのは賢明とはいえません。
どちらかの転職や退職にともない収入が減ったり、同棲を解消したりした場合、支払いが困難になる可能性があるためです。
一般的に同棲する物件の家賃は、一人で住んでいた物件の1.5倍程度に抑えるのが理想的です。
同棲スタート後に資金に余裕があるときには、将来に向けた貯金にまわしましょう。
初期費用や家賃の負担割合は前もって決めておく
初期費用や家賃の負担割合は、同棲をスタートする前に決めておきましょう。
同棲に必要な主な初期費用には、以下が挙げられます。
・賃貸契約に必要な費用(敷金礼金、仲介手数料、前家賃など)
・引っ越し費用
・家具や家電、日用品を揃える費用
・1~2ヵ月の生活費
家賃が8万円の物件の場合、上記を合算すると100万円程度の初期費用がかかるといわれます。
同棲を検討しているならお互いに十分な資金を貯めておくことはもちろん、どちらがどの費用を出すかを事前に決めておいてください。
そうすることで、金銭面で喧嘩をしたり不満を感じたりすることなく新生活をスタートできます。
同棲では、二人が生活しやすい物件を見つけられるかが重要です。
生活スタイルや重視する条件、費用の負担割合などを事前にしっかりと相談し物件探しをおこなうことで、お互いに不満や負担が少ない同棲生活を目指しましょう。