大学生の一人暮らしの平均家賃はどのくらい?初期費用の目安は?

大学生の一人暮らしの平均家賃はどのくらい?初期費用の目安は?

大学進学時は、一人暮らしをする方が増えるタイミングです。
一人暮らしを始める際には、家賃はどのくらいが良いのか、初期費用はいくらかかるのかなど、考えなくてはならないことが多くあります。
そこでこの記事では、大学生の一人暮らしにおける平均家賃や、初期費用の目安、賃貸物件の探し方について解説します。

大学生の一人暮らしにおける家賃の全国平均とは?

2022年に実施された全国大学生活協同組合連合会の調査によると、実家以外で生活をしている大学生の家賃の全国平均は約5万3千円でした。
2022年までの約10年にわたり、この金額はほとんど変わっていません。
ただし、家賃の平均は一人暮らしをするエリアによって大幅に異なります。
一人暮らしでよく選ばれる「ワンルーム」の賃貸物件を借りた場合の家賃は、大阪市大正区では約4万円、大阪市中央区では約6.4万円が平均です。
そのため、家賃の予算を考える際には、全国平均だけでなくエリアの平均も考慮しなくてはなりません。

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大学生が一人暮らしを始める際に必要な初期費用の目安

賃貸物件に引っ越す際の初期費用の金額は、家賃によって変動します。
初期費用には敷金・礼金、仲介手数料、火災保険料などが含まれますが、これらの多くは「家賃0.5か月分」のように、家賃を基準として算出するためです。
事前に初期費用のおよその金額を知りたい場合は、希望する家賃の4.5か月~5か月分だと考えておくと良いでしょう。
ただし、これは賃貸物件の契約時に必要な初期費用であり、引っ越し代や家具家電の購入費用は含まれていません。
大学生の一人暮らしの場合は、賃貸物件の初期費用にくわえ、引っ越し代として5万~7万円、家具家電の購入費用として10万~15万円を用意しておくと安心です。

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大学生の一人暮らしに向いている賃貸物件の探し方

駅から遠い物件や築年数の古い物件を選ぶと、家賃や初期費用を抑えることが可能です。
駅徒歩5分の賃貸物件よりは駅徒歩15分の賃貸物件、築5年の賃貸物件よりは築15年の賃貸物件のほうが、家賃の安い賃貸物件が見つかります。
ただし、それだけを基準に一人暮らし用の賃貸物件を選んでしまうと、生活の質が下がり、学業に支障が出てしまうかもしれません。
一人暮らしをしている大学生の多くが、間取りや通学の利便性を優先して賃貸物件を選んでいるという調査結果があります。
間取りでは、バス・トイレ別の賃貸物件が人気です。
女子学生の場合は、防犯のために1階は避けるといった声もあります。
通学の利便性を考慮するのであれば、大学から徒歩20分以内・電車なら片道40分以内がおすすめです。
遠すぎると通学が億劫になってしまいますが、近すぎても友人のたまり場になり、1人の時間を確保できない可能性があります。

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大学生の一人暮らしに向いている賃貸物件の探し方

まとめ

大学生が一人暮らしをする際の家賃の全国平均は、約5万3千円です。
初期費用は家賃の4.5か月~5か月分が相場であり、家賃を抑えると初期費用も抑えられます。
家賃を抑えたい場合は、利便性も考慮しつつ、駅から遠い物件や築年数の古い物件を選ぶと良いでしょう。
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